年の瀬恒例のしめ縄作り。 年に一度しかしないので、毎年親父の指導の元、「そうやったっけ。」と言いながらみんなでやってる。
まずはストックしてあるワラの裾をカットする。
それを粗い千歯こぎでこぐ。
しばらく水に浸しておいて、叩く。
更にキレイに掃除する。
しめ縄一つ分の太さにして、元を針金で縛る。
子どもたちに持ってもらいながら捻ってなう。
とにかく根元をしっかり捻る。 こうすることで、形が崩れない美しいしめ縄になる。
針金を隠すために細い縄をなって巻きつける。
最後に七、五、三の下がりをつけて完成。
子どもたちが積極的に覚えようとしてやってくれるので頼もしい。
田んぼでお米を作り、ワラで新年を迎えるためのお飾りを作る。 毎年、毎年、同じサイクル。 お米を作る事にまつわる年中行事は数多い。
この日本の風土に根付いた精神文化は美しい。
そして、それが子どもたちに受け継がれてゆく。
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