鹿児島から「黒潮農場」の素晴くんが来廃した。 今年の早春に同じく鹿児島のテンダーくんからの紹介で。
そのテンダーくんは3年ぐらい前にプチ居候してた輝治くんの紹介だった。
「黒潮農場」 http://simple-salt.jp/
素晴くんも僕と同じく独学派。
廃材建築 塩作り 天ぷらカー ロケットストーブ HP作成 魚突き 料理
どれも、いきなり自分でやり始めて実践してる。 特に魚突きのスキルが凄くて、1m級のを仕留めるそう。 瀬戸内海沿岸の住人としては、島まで出かけても透明度は2~3mが山。 15~20mもの透明度の中、ハタや回遊魚まで狙うというから羨ましい限り。
テンダーくんと素晴くんの主催する「無人島合宿」の話も面白い。 子ども版と大人版があるそうな。
2014年大人版 http://yohoho.jp/13465
と、色々話は尽きないけど、「せっかく来たんで何か手伝います。」という嬉しい申し出。
観音寺の解体現場により、一ヶ月以上ストップしてる二階の下の部屋化の作業。 しかし、壁面に張った廃畳にラス網を固定する方法を思いついておらず、「どうしよっかな~。」という状態からのスタート。
普通のラスじゃなく、リブラスと言って、文字通り「リブ」が付いた、立体的なラス。 知り合いの左官職人に、「畳を下地にして土壁にしたいんです。」と質問した所、これを教えてくれた。
畳にどやって固定するか? 左官職人は畳の裏に野地板を当てて、表のラスの上から細い桟をビスで縫い付けよと言った。
素晴くんの、「薄いベニヤを小さく切って、ワッシャーのようにすればいけるんじゃないですか。」という閃きに、「そやな!」とやってみた。 裏に板を当てなくとも、十分ビスが効いた。
土歩にビスをワッシャーに固定したものを量産してもらう。
こんなん。
奥さんのユウキちゃんもにこちゃんと手伝ってくれた。
壁面下地完成!
ここの所しばらくやってなかったにしろ、実際に取り掛かってみないと次のイメージは湧かない。 これは毎回同じ事をやる職人との大きな違い。
いい意味で毎回違う工法をとる、ぶっつけ本番廃材セルフビルド。 いきなりやり始めてみて、「そっかー、これでええんか!」という実感でしか先に進まない。
古い諺に「下手な考え休むに似たり。」というのがある。 やる前に周到に考えたって、無駄無駄無駄!!
もうこれはその個人の嗜好によるとしか言えない。 どうせ自分が納得するためにやってる暇つぶし。 同じ廃材建築をしたって、各人アプローチが違わない方がおかしい。
ここでは僕の嗜好性での自分のための実践しか述べない。 こんなものが参考になる者ばかりではないし、むしろ「あんな事言うてるけど、俺はこうだね。」という実践から導き出した結論を持てよ。
夜は美味しい料理で話がはずんだ。
「子どもたちだけでも、鹿児島においでー。」と言ってもらって、美しい海に憧れる子どもたちはワクワク!
でっかい魚を突くのが夢だね!!!
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