「廃材天国見学会」と「自給自足合宿」に対するアンケートに協力して頂きありがとうございました!
お陰でたくさんの方からの様々なニーズが見えてありがたかった。 今回のアンケートの趣旨は
●自給自足に関心のある者は何が困っているのか?何が知りたいのか?
僕ら一家はもう十数年このような生活が当たり前になっているので、
・僕らが伝えたいこと、と
・廃材天国に興味のある者の知りたいことや困っていること、とは
必ずしも一致しないと思う。
そこで、 今後は皆の本当に必要なことが得られるように改善してゆきたいと思う。
結果
やはり、一泊二日を希望する声が多かった(今までは日帰りと二泊三日だけだった)。 曜日の指定は平日を希望する声もあったが、現実的には難しそう。
既に実践を始めている方からは
「効率のよい薪生活」に実際に触れてみたい。」 「セルフ電気工事は法的な事もあってか、ネット上に情報が少なく、基本を学びたい。」 「廃材を集めたいが、置き場所が狭くて困っている。」 「秋山家の子育てを実際に見てみたい。」 「ご夫婦での考え方の相違などはどうされているのか?」 「これから自宅出産に望みたいが、色々と聞きたい。」 「シロアリで喰われた家の補修をやっているが、どこまでやったらいいのか?」
これらから始めようとしている方からは
「自給するための食品加工を具体的に学びたい。」 「一人で始められるのか?仲間集めはどうやってきたのか?」 「経済的な不安がなく、生活を成り立たせるコツは?」 「田舎暮らしを始めるために移住先を決めるためのポイントは?」 「近所付き合いでトラブルなどはないのか?」 「家族で自給するために必要な田んぼや畑の面積は?」 「実際に廃材で家を建てる現場に立会いたい。」 「解体屋との付き合い方は?」
などなど色々と回答があり、メールで答えられる範囲でだが対応させて頂いた。
やはり、「直接行って、見てみたい、聞いてみたい。」という要望が多い。 「見学会」というよりは「相談会」という様相になりつつあるのかもしれない。
今まで「見学会」や「合宿」に来た方のほとんどは、
「考え方が楽になりました。」 「すぐに帰ってはやく始めたい!」 「自給自足の敷居が下がりました。」 「手作りの味に感動しました。」 「必ず〇〇を作ります!」
と喜んで頂いた。
そして、帰った後の生活の変化をメールで報告してくれる事もあって、とっても嬉しい。 具体的なメールでの質問にも出来るだけ答えるようにしている。
えー。
松見歯科の「りりぱっとふぁーむ」の仕事。
野地板の上にルーフィングを張った。
縁に入れる金物。
カーブさせた野地に沿わせる。
継ぎ目が気になる。
そこで思いついたのが、小さくカットした金物を継ぎ目に入れるというアイデア。
想像以上のフィット感に感動!
縁の仕舞いがクッキリした。
いよいよ「こぶ」で作る壁の立ち上げ。 石の基礎を並べる。
手前はここの土地の土。 奥はうちの陶芸の窯やピザ窯、キッチンのカマド、五右衛門風呂の焚く所と随所に使ってる、香川県内の粘土。
ブルーシートの上で土3、粘土1、そこら辺の枯れ草をスサとして混ぜる。
踏んで踏んで。
「せーの!」でシートを引っ張る。 これはまさがメキシコまで行って、学んできた「コブハウス」の作り方。 kobhouseのkobと日本語の「こぶ」は同義らしい。
こんな感じで何度も繰り返すとまとまってくる。
この練った土を石の間に詰め込んで石基礎となる。
一番下だけはモルタルで固める。
どんどん練っては積み上げてゆく。
こんな感じ。
乾いた上に乗せる時は粘土だけを溶いた糊を塗る。
丸太の柱からは羽を出しておいて、ビスをテキトーに打っておく。 竹小舞のように前面に芯は入れないが、こういうポイント的には入れる。 「こぶ」の厚みで持つ構造なので、これで十分なんだとか。
ウェーブした、いい感じの壁になってきた。
まさが下塗りに入った。
めっちゃいい感じ。 「こぶ」の分厚い壁の存在感が凄い。 この下塗りの上に更に漆喰で仕上げる。
まだまだ続く現場なので、じっくり楽しみたい。
そうそう、4/26(日)、27(月)の二日間でピザ窯作りワークショップするよ。 粘土踏み踏みは楽しいよ~!!
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